廃材でウクレレづくり ワークショップに親子10組 平塚市

ウクレレづくりに熱中する参加者

廃材を利用してウクレレづくりを体験するワークショップが3月30日、明石町のまちなかベースきちきちで開催され、親子連れ10組が参加した。

ひらつか着地型観光推進委員会とものづくりワークショップを展開する神奈川大学の学生団体「SEAds」が協同した企画。参加者は学生たちのサポートを受けながら、市内の工務店から提供された廃材(木材)と3Dプリンターで作成したパーツを組み合わせてウクレレを作った。

親子で参加した礒貝彩希さん(大野小5年)はマンボウやカレイなど大好きな魚を描いてウクレレをデコレーション。「細かいところを作るのが難しい」と懸命に作業していた。

同団体共同代表を務める網倉光生さん(経営学部2年)は「体験を通して新しい発見につながればうれしい。3Dプリンターに触れることでものづくりがより身近になれば」と話した。同委員会の須藤元さんは「平塚には住んでいる人も知らないような魅力がたくさんある。その中に学びも取り入れながら、もっと地元を好きになってもらえたら」と思いを語った。

© 株式会社タウンニュース社