俳優の松平健(70)が4日、福岡・糸島市内で行われたNHK大阪放送局制作の連続テレビ小説「おむすび」の取材会に出席し、ロケ地「糸島」への感謝やドラマの見どころを語った。
松平は、主人公・米田結(橋本環奈)の祖父・米田永吉役で出演する。永吉は、福岡の糸島出身でバイタリティーあふれる人物だ。
糸島に初めて訪れたという松平は「すごく海がきれいで、良い街でした。そこでイベントをやって、ステージの上でいろいろ撮らせてもらったんですけど、たくさんのエキストラの方と地元の方に集まっていただいて、笑顔で迎えていただいて本当にうれしかったです。商店街でも撮らせていただいて、みなさん温かい方ばかりで撮影がやりやすい」と大絶賛だった。
主人公の祖母・米田佳代を演じる宮崎美子が「全員がごはんを食べてるシーンが、どんなふうになるか、わくわく楽しみ。何があっても、このおじいちゃんがいる家庭ですから、そりゃもう明るい家庭です」と松平が演じるキャラクターに期待している様子。
それに対して松平は「私が演じるおじいちゃんは自由奔放で畑仕事も息子夫婦や孫たちに任せちゃって、私はいつも食卓でビールを飲んで、(野球の)ホークスに恋して…」と説明した。
そして「やっぱりひとつの食卓を囲んでの家族のあり方っていいますか、幸せってのかを見ていただけるのではないかと思います」と笑顔でアピールした。