金価格は最高値 「黄金の祭典」広島市内で始まる

金の価格が高騰する中、金製品を集めた「黄金の祭典」が広島市内の百貨店で始まりました。

橋本理香子記者「純金製 星雲吉祥龍Aこちらの純金の龍、お値段はなんと4950万円です」

内閣総理大臣賞を受賞した名工・大淵武則さんの工房で作られたこの作品、厚さは0.4mm、1kgの純金が使われ芸術的な価値も魅力の一つです。

こちら純金製の大鷲は毛の1本1本まで金で作られていてお値段は4840万円。

この風炉と茶釜は合わせて1億3200万円。いただくお茶の味は格別かもしれません!

福屋八丁堀本店で始まった「黄金の祭典」、会場には約600点の金製品などが並べられています。

18金を300g使ったこのパターは616万円。ありがたすぎて打つ手が震えそうです?金のブームはジュエリーにも!

橋本記者「ふだん使いしやすいこちらのジュエリーは二つで100万円ちょっとです。きらきらしてかわいいです」

金を使ったジュエリーは需要が高まっています。飽きたら換金できるという資産価値も人気の要因と見られています。

金の価格は高騰が続いています。4日の国内での1gあたりの小売価格は1万2386円と最高値を記録しました。(田中貴金属工業調べ)2000年以降ほぼ右肩上がりとなっていて比較的安全な資産として金を買う動きが広がっていると言えそうです。

福屋八丁堀本店 宝石サロン 田中広臣さん「仏壇のおりんがかなりの点数で販売しています。今の相場できちんとした金の価値が上がっているので、金の魅力が増しています」

光り輝く金製品の数々。この黄金の祭典は9日まで開催されています。

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