派閥の裏金事件 広島の反応は? 自民党が安倍派・二階派議員ら処分

派閥の裏金事件を受け、自民党は党紀委員会で安倍派や二階派の議員らの処分を決め、まもなく発表します。処分について、広島の人たちはどのように受け止めているのでしょうか。

処分では、安倍派のキックバックの復活をめぐり協議した4人の幹部のうち、▽派閥の座長を務めた塩谷氏と、参議院側をまとめていた世耕氏は8段階ある処分のうち2番目に重い「離党勧告」、▽協議に参加していた西村氏と下村氏については「党員資格停止1年」とする方針です。

このほか、500万円以上の不記載などがあった議員らに対しては「党の役職停止」や「戒告」処分とする方針です。

広島では…

(女性)
「(処分は)もう少し厳しくてもいいんじゃないかと思う。あれだけのことをしたんだから、あれじゃ自民党に票が集まらないんじゃないかな」

(女性)
「一般市民と税金や所得の意識が全然違うような気がするので、その辺から変えてもらいたい。選んだのは私たちなんですけど」

(男性)
「結局、また(選挙で)戻ってくると考えたら一緒だと思うし、どうせ通るでしょ。地元ひいきではないが、運が悪かった。わざわざ岸田さんの時に出なくてよかった」

(男性)
「(処分は)自民党の中の内規の問題なので、みんなに受け入れられるかどうか別の問題だと個人的に思っています。(岸田総理は)何でも後手に回っている感じはあるので先手先手でというのは必要と思っている」

(男性)
「岸田総理では無理なのではと思う。がんばってほしいと思います。地元の方なので、ただ対応見ていると手ぬるいという感じはする」

(女性)
「いろんな人といろんな関係があって、思わぬことが出たりしているんだろうから岸田さん一人の責任とは思わないかも」

© 株式会社中国放送