彼がいなければどうなっていたか! リバプール指揮官クロップが激賞した“代役”は?「尋常ではない」「疑ってはいなかったが…」

遠藤航を擁するリバプールのユルゲン・クロップ監督が、4月4日に開催されるプレミアリーグ第31節、シェフィールド・ユナイテッド戦を前に会見に出席。“代役”以上の働きを見せているクィービーン・ケレハーについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

25歳のアイルランド代表GKは、カップ戦要員としての起用が続くも、正守護神アリソン・ベッカーの負傷離脱に伴い、プレミアリーグでも活躍。アーセナル、マンチェスター・シティと激しい優勝争いを繰り広げるなか、今や屋台骨と言える存在だ。

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クロップ監督は背番号62番の貢献度を問われ、「私は決してカイムへの称賛を惜しまない!」と絶賛。「アリが長期離脱するのはちょっとした問題だった。だから完璧だ」と声を弾ませた。

「彼らのこの状況や新たなチャンスへの対応力は、尋常ではない。これだけ多くの選手が長い間離脱していたにもかかわらず、今の地位を保っているのは特別で、決して期待できないことだ。本当に大満足で、彼らが自分たちの力を証明できて嬉しく思っている。

疑ってはいなかったが、彼らはまだ自分たちで力を証明しなければならない。素晴らしい、絶対的に傑出したシーズンだ。クィービーン・ケレハーがいなければ、今の位置にいるチャンスはない」

シーズンは佳境。チーム一丸で仲間の不在を補い、今季限りでアンフィールドを去る熱血漢に光り輝くトロフィーを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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