メルカリShopsに不用品として出品 5.5トンの巨大岩塩 約5年展示されず 愛知・東浦町

愛知県東浦町が、フリマアプリを使って、不用品の販売を始めます。目玉は、海外産の「巨大岩塩」です。

東浦町文化センターの片隅に置かれている、大きな2つの白い塊。 ひとつはアメリカ産で約3トン、そしてドイツ産の約2.5トン。合わせて5.5トンの”岩塩”です。 「東浦町では、奈良・平安時代のころ、土器を使った塩づくりが行われていました。塩づくりの歴史がある町にちなんで世界の塩を紹介するために岩塩を入手しました」(東浦町 生涯学習課 楠美代子さん) 1999年から約20年間、郷土資料館で展示されていましたが、2019年の常設展示のリニューアル以降は公開されておらず、約5年にわたって”塩漬け”状態に。 そんな中、東浦町が4日から始めたのは、フリマアプリ「メルカリShops」への不用品の出品です。 水質検査用のビーカーや音響設備など、庁舎などで使われなくなった備品を販売します。

”巨大岩塩”も「目玉商品」の1つです。設定価格はそれぞれ30万円。18日の午前10時に販売開始予定です。 「購入者がそのままの形で展示していただいてもいいですし、小さく砕いて別の方法で加工したりして活用していただければいいかなと思います」(楠さん)

© メ~テレ(名古屋テレビ)