松村北斗&上白石萌音の主演作「夜明けのすべて」全州国際映画祭の開幕作に…監督の訪韓も決定

写真=「夜明けのすべて」スチールカット

三宅唱監督の新作「夜明けのすベて」が、「第25回全州(チョンジュ)国際映画祭」の開幕作に選定。監督の訪韓も決定した。

映画「夜明けのすべて」は、PMS(月経前症候群)を抱えている藤沢、パニック障害を抱えている山添が職場の同僚として出会い、2人の間に恋人でも友人でもない、仲間のような感情が芽生えるストーリーだ。

「すずめの戸締り」の草太の声を担当し、岩井俊二監督の「キリエの歌」で夏彦役を演じるなど、日本を代表する監督に愛されているSixTONESの松村北斗が、今作では山添役としてイメージチェンジを図った。さらに「君の名は。」の三葉役を演じ、映画、ドラマ、ミュージカルまで、幅広く活躍している上白石萌音が藤沢役を演じ、2人の男女の新しい関係を描いた。

何より次世代を担う監督と言われる三宅唱監督の新作という点で韓国国内外の関心が高い作品だ。三宅唱監督は「きみの鳥はうたえる」「ケイコ 目を澄ませて」に続き、今回の「夜明けのすべて」まで、ベルリン国際映画祭に3度招待され、世界が注目する日本人監督に挙げられた。特に前作の「ケイコ 目を澄ませて」では、主演の岸井ゆきのが日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞したほか、日本で多数のトロフィーを獲得し、韓国でも映画ファンに愛され、ロングヒットを記録した。

「夜明けのすべて」は、最近開催された第74回ベルリン国際映画祭に招待され、日本だけでなく現地でも好評を得て、好成績を収めている。そんな中、三宅唱監督の約1年ぶりの訪韓が確定。5月1日に行われる「全州国際映画祭」の開幕式をはじめ、映画祭の様々な公式スケジュールに参加する予定だ。

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