オーストラリアのサッカーに新たな1ページが加わった。
【写真】双子の審判、マラウ=アドゥリ姉妹(左が妹、右が姉)
3月30日に行われたオーストラリアの女子Aリーグ、ブリスベン・ロアーvsキャンベラ・ユナイテッドでは、審判団に双子の2人が名を連ねた。
姉のポーラ・マラウ=アドゥリが副審としてトップリーグデビュー。妹のペイジ・マラウ=アドゥリが第4審を務めた。
2人はクイーンズランド州のタウンズビル出身で、2020年にフットボール・クイーンズランド(FQ)の審判アカデミーの1期生として入学。アカデミー内では、コーチやスポーツ科学者、スポーツ心理学者のサポートも受けながら、技術的や身体能力だけでなく、社会的スキルも磨いていった。
オーストラリアのトップリーグで一卵性双生児の2人が試合をさばくのは史上初。同国のサッカー史に新たな歴史が刻まれた。