ルカクに今夏サウジ行きの可能性…ローマは完全移籍での獲得望むも交渉は難航か

ローマでプレーしているベルギー代表FWロメル・ルカクの将来について、4日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

現在30歳のルカクは、昨年8月にチェルシーからローマへ1年間の期限付き移籍。当時チームを指揮していたジョゼ・モウリーニョ氏の下で公式戦15ゴールを記録する活躍を見せ、ローマは完全移籍での獲得を望んでいるとされた。しかし、今年1月に就任したダニエレ・デ・ロッシ監督の下ではここまで3ゴールに留まっており、同メディアはこの現状も踏まえて「ルカクは来シーズンにローマでプレーすることはますます難しくなった」と報じた。

今回の報道によると、所属元のチェルシーとの交渉に開きがある模様。同クラブは4000万〜4500万ユーロ(約66億円〜約74億円)の移籍金を求めているとされ、その資金面からローマとの交渉は難航すると予想されている。

そんな中、サウジアラビアの複数クラブが獲得を検討しているという。「ルカクについて、夏に向けて現実味のある動きが見られる。チェルシーが新しい買い手を探す準備をしているが、彼には移籍市場での独特の立場がある」と報じ、今夏に移籍交渉が行われる可能性が伝えられた。

昨シーズンはインテルへ期限付き移籍していたルカク。来シーズンに向けての去就にも注目が集まる。

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