演歌歌手の石原詢子さんが歌う「淡墨桜」の歌碑が本巣市の淡墨公園内に設置され、4日関係者やファンらにお披露目されました。
石原さんは揖斐郡池田町出身。持ち歌に、故郷や母への想いを歌う「淡墨桜」があるなど、桜とも縁が深く、これまで淡墨桜の再生や保護のためにグッズの売上金の一部を寄付してきました。
この日は石原さんをはじめ、古田肇知事や本巣市の藤原勉市長、岐阜新聞社の杉山幹夫最高顧問に加え、駆け付けた石原さんのファン約100人が歌碑の設置を祝いました。
古田知事は「淡墨桜も石原さんも岐阜の宝。素晴らしい日を迎えることができた」と、藤原市長は「感謝の気持ちを表すように桜も満開で迎えている。元気をもらえるパワースポットになれば」と話しました。
※演歌歌手 石原詢子さん
「歌手として生きた証が私のふるさとに残るというのは、これ以上ない幸せですし、母が生きた証をここに残せたということが、私にとって最大の親孝行ができのではないかなと思います」
歌碑の設置はファンが発案したといい、近くのボタンを押すと石原さんが歌う「淡墨桜」が流れるようになっています。
このあと、恒例の感謝祭も開かれ、訪れた人が桜を満喫していました。