米大御所ミュージシャン ライブ中まさかのお願い快諾 若い女の子からの学校欠席届に署名

ミュージシャンのブルース・スプリングスティーンがコンサート中、若いファンの欠席届に署名する姿があった。3月31日にワールドツアーの一環でサンフランシスコのチェイス・センターでEストリート・バンドと共にコンサートを開催したブルースは、観客席で「学校を休むの、署名してくれる?」というサインを掲げた女の子を見つけ、翌日学校を休む届け出に快く署名したかたちだ。

そんなブルースは先日、インターナショナルアーティストとして初めてアイヴァー・ノヴェロ賞の最高賞アカデミー・フェローシップの受賞が決定、ポール・マッカートニー、ケイト・ブッシュ、スティング、ジョーン・アーマトレイディングといった歴代受賞者の仲間入りを果たすこととなっていた。

イギリス最高のソングライターや作曲家を祝う同賞に初のインターナショナルアーティストとして選ばれた名誉を誇りに思うとしたブルースは「僕の曲作りが認められたことに加えてこの賞は、僕や僕の仕事を過去50年に渡って応援してくれているファンや友人を称えるものだ」「この国全体が僕をあらゆる面で歓迎してくれているのを感じる。そして今回のことを僕は常に深く感謝し続けるだろう」と話していた。

世界で1億4000万枚以上のレコードを売り上げ、グラミー賞20回のほか、アカデミー賞やトニー賞の受賞歴もあるブルース、ロックの殿堂やソングライターの殿堂、アメリカの最高の民間人賞である大統領自由勲章にも選出されてきた。

一方1956年から続くアイヴァー・ノヴェロ賞の最高賞はアイヴァーズ・アカデミー所属の著名なソングライターや作曲家らが選出、ブルースにまた新たな名誉が加わることとなった。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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