中国、自動車購入のローン比率規制を緩和

 中国は自動車の購入と買い替え・下取りを促すため車両価格に対するローンの比率の上限を緩和するなどの政策を実施する。

 中国人民銀行〈中央銀行〉と国家金融監督管理総局は先ごろ連名で通知を出した。個人自家用のガソリン車と新エネルギー車〈NEV〉のローン比率規制を撤廃し、金融機関が比率の上限を独自に決定できる。これまではそれぞれ80%と85%だった。今後100%の可能性もある。

 商用車と中古車は据え置きで、ガソリン車が70%、NEVが75%、中古車が70%のまま。
 買い替え・下取りを促すため金融機関に対し、ローンの繰り上げ返済による違約金を適度に減免することを奨励する。〔北京4月3日発新華社=中国通信〕

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