中盤強化目指すバルセロナ、ソシエダ主力MFに視線?契約解除金は約98.8億円も…

ミケル・メリーノ 写真:Getty Images

バルセロナ(スペイン1部)が、レアル・ソシエダ(同1部)に所属するスペイン代表MFミケル・メリーノ(27)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。

オサスナでプロキャリアをスタートさせたメリーノはボルシア・ドルトムントやニューカッスル・ユナイテッドを経て、2018年夏からソシエダでプレー。高水準なパス精度にパワフルさ武器としているボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで、今季はここまで公式戦38試合に出場して7ゴール5アシストの数字を残している。

そんなメリーノに対して、昨夏に元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが退団して以降、中盤に問題を抱えているバルセロナが目を光らせている模様。同選手の契約解除金は6000万ユーロ(約98億8000万円)に設定されており、ソシエダはこの金額を要求するようだが、契約期間は残り1年となっているから安価になる可能性もあるという。

また、ソシエダはスペイン代表MFとの契約更新を目指しているが、交渉は停滞している模様。この状況にバルセロナが目を光らせており、選手サイドもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を望んでいることからプラスに働く可能性もあるようだ。

なお、アトレティコ・マドリード(スペイン1部)やユベントス(イタリア1部)、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)などからの関心も浮上している同選手に関して、バルセロナはロベルト・クーマン前監督時代にも獲得を検討していた模様。ただ、その時は獲得できるチャンスがなかったようだ。

© フットボール・トライブ株式会社