エストレーラFC 近隣チームとサッカー交流 中学生が運営し社会学ぶ 横浜市港北区

ひたむきにプレーする選手たち

フットボールパーク東山田で3月30日、U-8エストレーラCUP2024が開催された。主催はNPO法人エストレーラフットボールクラブ(奥村良玄理事長)。

同大会は子どもたちのサッカー交流のために行われた。また、同クラブ所属中学生(1年全員と2年有志の41人)が大会運営することで、後輩指導やサッカーする環境への感謝、社会性等を育むことも目的としている。

12チームが参加し、6人制12分1本勝負で、選手らは元気にプレーした。会場では協賛企業のブース等で中学生が商品販売を行い、選手やその家族が楽しんでいた。SDGsの観点から、中学生が着ていたユニフォーム等のバザーも開かれた。売れる方法を考え、綺麗にたたんで揃えたり、相手の年齢に合わせて商品説明をしたりする姿が見られた。売れ残った商品は手袋や軍手等にリサイクルし、小学校等に寄付を検討している。

奥村理事長は「サッカーを楽しむだけでなく中学生の社会勉強にもなり、様々な人の協力があってサッカーできることを感じたのでは」と振り返り、「今後も協力企業等とコラボしながら、サッカーを通して地域を盛り上げたい」とした。

商品を売る中学生たち

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