大雪時、訪問看護先の駐車場確保 札幌・手稲区の8事業者 コンビニなど27回利用

コンビニ店舗を臨時駐車場として活用する訪問看護事業者の車。店舗関係者や他の利用客が分かるよう、駐車許可証を掲示している(渓仁会提供)

 札幌市手稲区の八つの訪問看護事業者らが今冬、事前に協力を得た同区内のコンビニ店舗などに大雪時に車を止めて、近くに住む高齢者らの訪問看護を行う事業を行った。駐車場を実際に利用したのは7カ所で計27回。冬は雪が道路を狭め、訪問先そばに駐車できない課題があったが、駐車場を確保する新たな取り組みが一定の成果を残した。

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