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[ブリュッセル 4日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は4日、NATOはウクライナ紛争の当事者ではなく、今後も当事者になることはないと述べた。
ストルテンベルグ氏は記者会見で「NATOは戦闘部隊をウクライナ国内に派遣する計画はない。派遣の要請もない」と述べた。
これに先立ち、ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官はこの日、「NATOとロシアの関係は今や直接対決のレベルにまで到達している」と指摘。NATOは「すでにウクライナを巡る紛争に関与しており、軍事インフラをロシア国境に向けて拡大し続けている」と批判した。
ロシアがウクライナに侵攻したことを受け、フィンランドとスウェーデンがNATOに加盟。NATOの東方拡大を食い止めるためとしてウクライナ侵攻に踏み切ったプーチン大統領の意に反し、NATOの勢力拡大は続いている。
NATOはこの日、創設75周年を迎えた。
*写真を差し替えて再送します