【阪神】梅野隆太郎が今季初打点「しっかりコンタクトできたんで、良かったです」

4回、適時打を放つ阪神・梅野

阪神・梅野隆太郎捕手(32)が、4日のDeNA戦(京セラドーム)で今季初打点をマークした。

4回、前川、佐藤輝の連打が飛び出し、一死一、二塁の好機で打席が回ってきた。相手先発・中川颯に、2ストライクと追い込まれながらも、低めの直球を捉えて中前適時打を放った。

背番号2は久々のタイムリーに「テルと右京が作ってくれたチャンスだったんで、いい仕事したいなと思って打席に立ちました」と振り返った。満員のスタンドからは大歓声が沸き、「なんとか三振だけは(ダメだ)と思って、しっかりコンタクトできたんで、良かったです」と笑顔を見せた。

また、1点リードの6回には一死満塁の場面で2番手・桐敷がマウンドへ。梅野は女房役としてリードし、代打・楠本に二遊間を割る逆転2点適時打を浴びた。それでも、続く度会、オーティンを抑えて最少失点。「ゴロ、三振を狙うためにいったところ。結果打球が抜けて逆転になったけど、その後ズルズルといかなかったのはいいこと」としつつ、「とはいえ、試合なので負けた反省をして。自分たちは、なんとか抑えるためにやっていきたい」と力強く話した。

岡田彰布監督(66)も「(打球が)ええとこ飛んだというかな、おーん。でもあの後2人抑えたし、1点ビハインドでしのいだからなあ。だから責められへんよ」とキッパリ。その上で、この日も6安打2得点だった打線に対して、「チャンスばっかつくっとって。あと一本出ればな。もうちょっとヒットが出んと、タイムリーが出んいうことやからなあ」と奮起を促していた。

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