ミャンマー首都無人機攻撃 民主派、13機撃墜と国軍

 【バンコク共同】ミャンマーの民主派政治組織「挙国一致政府(NUG)」は4日、民主派武装組織「国民防衛隊(PDF)」などが同日、首都ネピドーの国軍施設を無人機で攻撃したとフェイスブックで明らかにした。一方、国軍は東部からネピドーの空港などに向かって無人機が飛来したと発表。13機の撃墜を確認し、被害はなかったとしている。

 国軍の発表より多い29機が飛来したとの情報もあり、事実なら首都に対する異例の規模の攻撃となる。2021年のクーデター以降、各地で民主派や少数民族武装勢力との戦闘が続く中、国軍は劣勢が指摘されている。

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