国際医療福祉大で入学式 863人が新たな一歩 切磋琢磨、立派な従事者に

入学式で誓いの言葉を述べる須田さん

 【大田原】北金丸の国際医療福祉大大田原キャンパスで4日、入学式が行われ、医療・福祉の道を志す新入生863人が新たな一歩を踏み出した。

 同キャンパスには学部生835人、大学院生28人が入学。式典には相馬憲一(そうまけんいち)市長ら来賓が出席し、鈴木康裕(すずきやすひろ)学長は「失敗を恐れず成功に溺れない。これができるかどうかでこれからが決まる。人生の新しいページを踏み出された皆さんの今後の活躍と健闘を祈念する」などと祝辞を述べた。

 新入生を代表し、言語聴覚学科の須田萌花(すだほのか)さん(18)が「互いに助け合い切磋琢磨(せっさたくま)しながら立派な医療従事者になるため日々精進する」、大学院の石井伶旺(いしいれお)さん(24)は「保健・医療・福祉の向上と、本学の理念である『共に生きる社会の実現』に貢献できるよう自己研さんに努める」と誓いの言葉を述べた。

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