訂正-原油先物一段高、地政学的な緊張の高まり背景

(英文の訂正により第3段落の「在米」を「各国」に訂正します)

Laura Sanicola

[4日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、地政学的な緊張の高まりを背景に一段と上昇し、北海ブレント先物の清算値は昨年10月以来初めて1バレル=90ドルを超えた。

清算値は北海ブレント先物が1.30ドル(1.5%)高の1バレル=90.65ドル、米WTI先物が1.16ドル(1.4%)高の86.59ドル。双方とも昨年10月以来の高値となる。

イランによるイスラエル外交官に対する攻撃の脅威が高まる中、イスラエルが各国(訂正)大使館に厳戒態勢を敷いたとの報道を受け、原油先物が上昇。アルティモのシニア・ポートフォリオ・マネジャー、フランク・モンカム氏は、地政学的な要因が重なったことが原油高につながっているとしている。

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