齊藤明雄氏が初先発のボー・タカハシを高評価「緩急のつけ方がうまくなっている」

◆ 「初先発としては十分、合格点はあげられる」

西武のボー・タカハシが4日、オリックスとの試合(ベルーナドーム)でNPB初先発を果たし、6回途中2失点と、負け投手にはなったものの粘投を見せた。

今季から先発転向したボーは3回、先頭の7番・安達了一に四球を与えたのをきっかけに一死三塁のピンチを招くと、9番・若月健矢に右犠飛を打たれ先制を許す。しかし、その後の4回は三者凡退、5回は二死一・三塁のピンチを招くも無失点に抑えた。続く6回、先頭の2番・西野に二塁打、3番・西川を空三振と一死二塁となった場面で降板。ボーは、5回1/3、87球、3安打2失点(自責点1)の投球内容とまずまずの先発デビュー戦となった。

NPBで初先発となったボーの投球について、4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した、解説者の野村弘樹氏は「先発転向後の初登板としては十分、合格点はあげられると思います」とコメント。

また同番組に出演した齊藤明雄氏は「長いイニングを投げる自信もついたと思うし、緩急のつけ方がうまくなっているのかなと思います。チェンジアップの使い方も良いですし、カットボール系の球もしっかりコントロールできてると見てて感じました」と変化球のコントロールを高評価した。

「セットアッパーから先発に転向するのは難しいことだと思いますけど、自分の行けるイニングまで行く感じになってくると思うので、これからも頑張ってもらいたいですね」と今後の活躍に期待を込めた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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