ひきこもりの人や家族、集う場を開所 ワラタネスクエア奥州

テープカットして開所を祝う関係者ら

 奥州市は2日、同市水沢西町にひきこもりの人や家族らが気軽に集える「ワラタネスクエア奥州」を開所した。北上市で同様の事業を担う北上笑いのたね事業所(後藤誠子所長)が運営し、官民一体で社会参加をサポートする。

 木造2階建ての一軒家を借り、相談室や談話を楽しめるフリースペースを設けた。不登校やひきこもりの人がリラックスして過ごせる居場所を提供するほか、家族同士の情報交換の場を目指す。支援員4人が運営に携わる。

 火、木、土曜の午後1時~同5時で利用無料。事前申し込みは不要だが、相談対応は電話やホームページでの予約が必要となる。問い合わせはワラタネスクエア奥州(0197.34.2533)へ。

 

© 株式会社岩手日報社