大谷翔平1号に粉砕された敵軍124勝OBも衝撃「物凄いパワーです。全てにおいて落ち着いている」

ジャイアンツ戦で移籍後初本塁打を放ち、ドジャースの勝利に貢献した大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地ジャイアンツ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。7回に今季1号ソロが飛び出すなど4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利した。待望の一発で、観客は総立ち。開幕から9試合、41打席目の快音に敵地の実況席は「パワフルなスイング」「物凄いパワー」などと衝撃が隠せなかった。

遂に大谷に豪快な一発が飛び出した。7回2死走者なしの場面、左腕テイラー・ロジャースが投じた外寄りの速球を強振。打球は右翼席に飛び込む移籍後1号ソロとなった。観客は打った瞬間に総立ち。大喝采の中で悠々とホームインした大谷は、ベンチ前で待ち受けていたテオスカー・ヘルナンデスから大量のヒマワリの種を浴びせられ、祝福された。

中継した米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」の実況席も衝撃を受けた様子。実況のデュアン・カイパー氏は「高い打球がライトへ。入った。ドジャースのユニホームを着た初本塁打です」と記念すべき本塁打を伝えると、解説のマイク・クルーコウ氏は「オオタニがコンパクトでパワフルなスイングでドジャース1号を遂に放ちました。これは(ジャイアンツにとっては)痛い」と続けた。

クルーコウ氏はジャイアンツOBでメジャー通算124勝を挙げている。実績ある元メジャーリーガーだが、「物凄いパワーです。彼は全てにおいて落ち着いていますよね」と右翼席に難なく運んだ大谷の打撃に驚嘆していた。

THE ANSWER編集部

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