ジリアン・アンダーソン、帝王切開による出産後すぐの仕事復帰を後悔

ジリアン・アンダーソン(55)は、帝王切開で出産してからわずか10日後に『X-ファイル』の仕事に戻ったことを後悔しているという。1994年に娘のパイパーを産んだ後、上司を喜ばせようと撮影現場に戻るのではなく、自分を「もっと大切に」すべきだったと認めている。

仕事に戻ることを決めたのは、番組の最初のシーズン中に妊娠したことに「罪悪感を感じた」からだそうで、NBCのニュース番組『トゥデイ』に出演した際、ジリアンはこう明かした。「最初のシーズンで妊娠したことにそんなに罪悪感を感じていなかったら、自分をもっと大切にして、その時の自分の最善の利益のために何が必要かをもっとよく考えていたかもしれない」「でも、私は『もう少しでクビになるところだった。どうなってもいい。何でも言うことを聞いてやる』という思いにとらわれていたと思う。そう、帝王切開から10日後には仕事に戻った。でも、まだその話をしているのね?面白い。それが何であれ、30年前の話よ」

ジリアンは、元恋人のクライド・クロッツとの間にパイパーをもうけ、マーク・グリフィスとの間には二人の息子がいる。

今後、BBCの番組『ニュースナイト』でアンドリュー王子のインタビューを描いたネットフリックスのドラマ『スクープ』に出演予定のジリアン、同作でジェフリー・エプスタインとの交友関係など、厄介な問題についてイギリス王室に質問する任務を負ったジャーナリストのエミリー・メイトリスを演じる。

ジリアンは、同作を「誇りに思う」とし、ジャーナリズムの重要な役割を浮き彫りにしたとして、英インディペンデント紙に対しこう話している。「これが何かを教えてくれるとすれば、王室は決してインタビューを受けるべきではないということ」「でも実はね。私が驚き、注目に値すると思うのは、独立したジャーナリズムの重要性。権力者の責任を追及し、少なくとも真実の一端を得ようとすることよ」

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