ビリー・パイパー、ヴァージン・レコードに約17億円の借金!

ビリー・パイパー(41)がヴァージン・レコードに「900万ポンド(約17億円)」の借金があると言われている。

『ドクター・フー』への出演でも知られるビリーは1998年、わずか15歳のときに同レーベルの子会社、イノセント・レコードと契約、デビュー・シングル『ビコーズ・ウィー・ウォント・トゥ』をリリースした。その後2003年に女優業に専念するため音楽活動を休止したビリーは、レコード会社に多額の借金があるものの、すぐに音楽活動を再開するつもりはないとデイリー・メール紙のエデン・コンフィデンシャル欄にこう明かしている。「ヴァージンにはまだ借金があるの」「もしアルバムをリリースすることがあれば、そうするつもりはないけど、おそらくその借金を返済しなきゃならないでしょうね。大学の借金みたいなものね」

そして、ポップスターとしての短い活動期間で感じた不満のひとつについて「大々的なプロモーションツアーをするのが大嫌いだった。出かけるのが嫌だったわ」と語っていた。

ビリーは、トップ20入りした2枚のスタジオアルバム、1998年の『ハニー・トゥー・ザ・B』と2000年の『ウォーク・オブ・ライフ』をイノセントからリリースしており、『ビコーズ・ウィー・ウォント・トゥ』は、UKシングル・チャートで1位を獲得、40年以上にわたってナンバーワン・シングルをリリースした最年少のイギリス人アーティストとなった。

そんなビリーは以前、スターダムにのし上がったばかりの頃に周囲が「モラルの感覚」を失っていたと説明、ブリトニー・スピアーズのドキュメンタリー映画『ファインディング・フリーダム』(ブリトニー・スピアーズが10代でスターダムにのし上がり、その後精神障害を発症するまでを描いた作品)を途中で観るのを止めずにはいられなかったことを明かしていた。

2021年のインタビューで、同ドキュメンタリーの中で共感できることがあるかと尋ねられたビリーは「モラルの感覚が完全に破壊されていた」と話していた。また、音楽業界にいた頃に「悪い振る舞いをしている大人たち」をたくさん見てきたとし「音楽業界は飛びぬけてお金に溢れていた時代で、人々はそれに大いに誘惑されていたと思う。私は、多くの大人が悪いことをしているのを見てきた」「彼らが話すこと、ジョーク......男性として女の子に言うこと。まったく不適切な冗談だったわ」と明かしていた。

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