チャカ・カーン、多忙を極め今年のグラストンベリーのレジェンド枠を断念

チャカ・カーン(71)は、今年のグラストンベリーのレジェンド枠を断らざるを得なかったそうだ。

6月14日から23日までロンドンのサウスバンクセンターで開催されるメルトダウン・フェスティバルで、故デヴィッド・ボウイ、グレイス・ジョーンズ、オノ・ヨーコらに続き今年キュレーターを務めるチャカ、その多忙なスケジュールのために、世界的に有名な同音楽フェスティバルの主催者であるマイケル&エミリー・イーヴィス親子からのオファーを受けることができなかったという。

今年の参加は叶わなかったものの、ザ・サン紙のビザー欄で来年について聞かれたチャカは「ええ、もちろん参加したいわ」と答え、来年への参加の意欲を見せていた。

ちなみに、日曜の午後の同枠にはシャナイア・トゥエイン(58)が選ばれ、ヘッドライナーのシザ、デュア・リパ、コールドプレイに加わるかたちとなる。

一方で、1973年のデビューアルバム『ルーファス』から昨年50周年を迎えていたチャカは、その記念ともなるメルトダウン・フェスティバルについて「ファンクで盛り上がり、すべての観客を揺らし、すべての魂に触れる」と予告している。また、サウスバンクセンターのコンテンポラリー音楽部門責任者、アデム・ホルネス氏は、「私は、コミュニティ、アクティビズム、愛、思いやりが彼女にとっていかに重要であるかを学びました。素晴らしい音楽とともに、これらがメルトダウンの基盤となるでしょう」と話している。

1978年にリリースされた初のソロシングル『アイム・エヴリ・ウーマン』は、ディスコ時代の名曲のひとつとなっており、その後現在までチャカは13枚のソロアルバムをリリースしている。

6月13日にオックスフォード郊外のブレナム宮殿で開催されるノクターン・ライブ・コンサート・シリーズや、7月7日のラブ・シュプリーム・ジャズ・フェスティバルなど、この夏チャカはイギリスで一連のコンサートに出演する予定だ。

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