日本戦「一番勝ちたい」 U-23韓国代表、アジア杯で同居の宿敵に闘志「言葉は必要ない」

パリ五輪を目指すU-23韓国代表(写真は2023年撮影)【写真:Getty Images】

五輪世代の選手たちはKFA公式のアンケートで「U-23アジア杯優勝」を目標に掲げる

パリ五輪予選を兼ねるU-23アジアカップが4月16日から5月3日にカタールで開催される。韓国は4月1日にU-23代表のメンバー23人を発表したなか、選手たちはグループリーグで対戦する日本戦に向けて、「言葉は必要ない」と燃えている。韓国の総合ニュースサイト「news1」が伝えた。

U-23アジアカップは16チームが4組に分かれてグループリーグを行い、各組2位までが決勝トーナメントへ進出。上位3チームが五輪出場権を獲得し、4位は大陸間プレーオフへ回る。

10大会連続の五輪出場を目指す韓国は、FWアン・ジェジュン(富川FC)、MFヤン・ヒョンジュン(セルティック)、MFペ・ジュノ(ストーク・シティ)、MFキム・ミンウ(デュッセルドルフ/ドイツ)ら23人を選出。国内合宿を経て4月5日にベースキャンプ地のUAEへ向かい、その後グループリーグ初戦の4月16日にアラブ首長国連邦(UAE)、19日に中国、22日に日本と対戦する。

大韓サッカー協会(KFA)のマンスリーレポートによると、五輪代表選手を対象にしたアンケート調査で回答者20人全員が「U-23アジアカップ優勝」を目標に掲げたという。

韓国の総合ニュースサイト「news1」は、日本を「雪辱の相手」と表現。「2022年のU-23アジアカップ準々決勝で日本に0-3で完敗。傷ついたプライドを回復し、再びアジアのトップに躍り出るという覚悟が、答えににじみ出ている」とアンケート結果について触れている。

また、キム・ジョンフン(全北現代)は日韓戦の意味について「言葉は必要ない」と語り、FWイ・ヨンジュン(金泉尚武)も「日本に一番勝ちたい」と闘志を燃やしていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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