名古屋モーターサイクルショーきょう開幕 二輪車メーカー用品など110社・団体出展

昨年開催時の会場の様子

 東海地区最大級の二輪車イベント「第3回名古屋モーターサイクルショー」が5日、常滑市の愛知県国際展示場(アイチスカイエキスポ)で開幕する。7日までの3日間。国内外の二輪車メーカー13社20ブランドが出展し、新型車やコンセプトモデルを展示する。そのほか関連部品やカスタム用品を扱う企業など110社・団体が出展する。

 出展する二輪車メーカーは、ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキの国内4メーカーのほか、米ハーレーダビッドソンや独BMWなど。開催期間中、屋外会場では、主要メーカーの最新モデルの試乗会も実施する。

 東海3県(愛知、岐阜、三重)の地元企業も多数参加する。二輪車用品開発製造のプロト(本社刈谷市)や、カスタム製品を手掛けるモリワキエンジニアリング(本社鈴鹿市)、鈴鹿サーキットなども出展する。

 体験型イベントでは、子ども向けの試乗会や電動バイク体験会を実施。初心者やリターンライダー向けの講習会「セーフティライディングレッスン」なども開催する。

 6日には、国内4メーカーの開発責任者を講師に招き、二輪車開発の魅力を伝える公開講座「高校生ものづくり講座」も開催する。

 入場料は大人が税込み2千円で、女性、高校生以下は無料。

 名古屋モーターサイクルショーは2022年に初めて開催し、今年で3回目。前回は3日間で4万2355人が訪れた。主催は名古屋モーターサイクルショー実行委員会で、中部経済新聞社、愛知県、愛知オートバイ事業協同組合、愛知国際会議展示場、メ~テレで構成されている。

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