ホンダF1歴代マシン集結 鈴鹿サーキットにギャラリー開館 三重

【5日にオープンする「Honda RACING Gallery」=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで】

 【鈴鹿】三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットパークに5日、ホンダのF1歴代マシンとエンジンを展示する「Honda RACING Gallery」がオープンする。無料(別途鈴鹿サーキットパークへの入場料が必要)。5―7日は公式ウエブサイトから要予約。

 ホンダのF1参戦60周年を記念して開館。常設展示エリアと企画展示エリアがあり、計12台のマシンとパワーユニットを含めたエンジン4基を展示する。

 常設展示エリアの中央には、昭和40年のメキシコグランプリでホンダのF1初勝利を飾った「Honda RA272」、令和3年にマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した「Red Bull Racing Honda RB16B」の2台が並ぶ。

 企画展示エリアには、5日から始まるF1日本グランプリレースの開催を記念し、ホンダとともに戦った日本人ドライバー3人のマシンやヘルメットなどを展示する。期間は6月中旬まで。

 同ギャラリープロジェクトリーダーで、本田技研工業コーポレート戦略本部の稲野貴文さんは「ホンダの技術の研さんと世界一への挑戦を体現したギャラリー。強くて美しいマシンを展示しているので多くの人に見に来てほしい」と話した。

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