元J1神戸のイニエスタがデンマーク2部クラブを3億円超で買収へ「プレーする可能性も」

アンドレス・イニエスタ

元J1神戸でUAE1部エミレーツ・クラブの元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)がデンマーク2部ヘルシンゲルの買収に近づいている。

ブラジルメディア「GLOBO」は、デンマーク発の情報として、イニエスタとスペイン1部バルセロナ時代の同僚で元同国代表FWボージャン・クルキッチ(33)が経営に参加している「NEVER SAY NEVER」社が、デンマーク2部で低迷するヘルシンゲルに1500万クローネ(約3億2000万円)を投資し、株式の85%を取得するという。

同メディアは「ヘルシンゲルはデンマークサッカー界で困難な状況に直面している」とし、3部に降格する可能性もあるという。その上で「イニエスタは3月にキャリアを通じて1000試合出場の記録を達成した。引退時期はまだ決まっておらず、ヘルシンゲルの選手としてプレーする可能性も排除できない」と伝えていた。

世界的名プレーヤーのイニエスタは実業家としても知られており、親族とともに経営するワイナリーやシューズブラント「Capitten」を立ち上げている。また別会社の役員としてスペイン4部アトレチコ・パソを買収し、共同オーナーに就任している。

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