久常涼が30位スタート 松山英樹80位 スピースが地元でホールインワン

久常涼は「71」でプレー(Raj Mehta Getty Images)

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 初日(4日)◇TPCサンアントニオ オークスコース(テキサス州)◇7438yd(パー72)

今季のメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)を翌週に控えた大会で、アクシェイ・バティアが9バーディ、ボギーなしの「63」をマークし9アンダーの単独首位で滑り出した。

バティアは22歳のレフティ。昨年の「バラクーダ選手権」でツアー初優勝を遂げたが、同大会は「全英オープン」との同週開催で、マスターズの出場権は付与されなかった。本大会を制すればオーガスタ行きのチケットを得られる。

3打差の2位発進を決めたジャスティン・ローワーとブレンドン・トッドも、土壇場でマスターズ出場を狙う存在。マックス・ホマら4人が4アンダーの4位で続いた。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が3バーディ「69」で回り、3アンダーの8位で初日を終えた。

ルーキーの久常涼が2バーディ、1ボギーの「71」で回り、1アンダーの30位で2日目を迎える。

「出だしからバタバタしながらスタートした中で途中は落ち着いてプレーできました。パットが入らないところがあったが、初日としては良いスタートができたんじゃないかなと思います」と振り返った。

4年連続出場の松山英樹はショットが乱れ、3バーディ、4ボギーの「73」で1オーバー80位と出遅れた。松山と同組で回ったジョーダン・スピースが16番(パー3)でホールインワンを達成。同じく80位で地元テキサスでの大会をスタートさせた。

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