【神戸スティーラーズ】PO圏キープ、次戦4/7は神戸での今季ラスト

■松永が躍動

ラグビー・リーグワン1部のコベルコ神戸スティーラーズは前節(3/24)・花園近鉄ライナーズ戦で8トライを挙げ、60-17で大勝した。

コベルコ神戸スティーラーズ WTB 松永貫汰(3/24神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)/©ジャパンラグビーリーグワン

この試合はウィングの松永貫汰(まつなが・かんた)(大阪産業大附属校-筑波大 24歳)が、得意のランとキックで何度も突進し、スタンドを沸かせた。

後半9分、スタンドオフのブリン・ガットランドのキックパスをワンバウンドでキャッチして中央にトライ。

さらに31分、ガットランドのパスをぎりぎりでキャッチし、そのまま左スミに飛び組むなど、167㎝・78㎏の体格を一杯に使った迫力あるプレーを見せた。

今シーズンは11試合すべてに先発出場し計5トライ。

ゲインメーター(ボールを持って前に走った距離)はリーグ2位の「941」、ディフェンス突破(相手のディフェンスをかわした人数)も2位の「55」、ラインブレイク(相手のディフェンスラインを突破した回数)はリーグ3位の「17」と、めざましい活躍を見せている。

■僅差の4位

リーグワン1部は各チーム16試合を戦い、4位以上がプレーオフ(PO)に進み優勝を争う。

スティーラーズは11試合を戦って7勝0分4敗。
勝点34で4位と、PO進出圏内にいるが、5位との勝点差はわずか「1」だ。

リーグワン1部 順位表

(勝点は勝ち4点。引き分け2点。負け0点。7点差以内の負けはプラス1点。3トライ差以上の勝ちはプラス1点)

次戦は4月7日、ホーム・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場に3位・東京サントリーサンゴリアスを迎えて戦う(午後2時30分キックオフ)。

この試合は今シーズン、神戸で戦うラストゲームとなる。

地元ファンの前でPO進出へ前進できるか。
(浮田信明)

© 株式会社 サンテレビジョン