スペースワン、水中ドローン最新機種「CHASING X」を日本初公開

CHASINGの水中ドローン最新機種が日本で初公開

CHASINGは3月にロンドンで開催された展示会でこれまでで最上位の機種となる「CHASING X」を発表。これを受け、スペースワンでは、5月に開催されるCSPI-EXPOで世界で2番目、国内では初となる同機のお披露目を行うことが決定。

会期初日には、CHASING本社からも経営陣が来日し、スペースワンブース内で製品発表を行う予定だ。

水中産業の普及拡大に貢献

日本国内では内閣府「AUV官民プラットフォーム」、国土交通省「海の次世代モビリティ」、水産庁「スマート化推進支援」などが立ち上がり、また産業においてもインフラの水中部点検(ダム、浄水場、河川設備、道路設備等)や水産業など水中ドローンの社会実装が加速しているという。

これまで活躍していた大型の機体(ROV)では入れなかった狭小エリアも、人の手で持ち運び可能な小型ROV、通称・水中ドローンなら運用が可能で、さまざまな場面で活用されるようになった。そのような現状のなか、より高度で難易度の高い水中環境下での運用が求められるようになり、そんな声を受けて誕生したのが、今回発表されたCHASING Xだ。

高評価のCHASING M2シリーズを上回る性能

2019年に「CHASING M2」がリリースされ、その後「CHASING M2 PRO」、「CHASING M2 PRO MAX」進化を続けてきたCHASING M2シリーズ。小型・軽量ではあるものの、その機動力や操作性、撮影画質や高いコストパフォーマンスが評価され、全世界で導入が進んでいるという。

今回は、そこに新しい最上位機種として「CHASING X」が加わることにより、これまでの活用範囲に加え、水の流れの速い場所や洋上風力発電が建設される深い海など、あらゆる環境下での利用が可能だ。

開催概要

▶︎スペースワン

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