LBバンノイが2年最大13億円の契約でレイブンズ残留

ボルティモア・レイブンズのカイル・バンノイ【NFL】

カイル・バンノイのボルティモアでの最初の1年は、ここにとどまろうと思わせるだけのシーズンになったようだ。

ベテランエッジラッシャーであるバンノイが、2年最大900万ドル(約13億5,926万円)の契約でレイブンズに戻ってくると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地4日(木)に報じた。バンノイは各シーズンに、最大100万ドル(約1億5,102万円)のインセンティブを獲得することが可能だという。

レイブンズもバンノイが戻ってくることを正式に発表している。

バンノイはそのキャリアを通じ、2023年までに4つのチームでプレーしてきた。2023年に加入を決断したレイブンズは、後にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区王者になり、トップシードを獲得している。バンノイ本人にとっても素晴らしいシーズンであり、ローテンションで起用されるディフェンダーとして、14試合でキャリアベストのサック9回をマークした。

新たなチームへ向かう代わりに、バンノイは成功を収めたチームにとどまることを選んだ。多くの馴染ある面々と共に、再度の、そして理想を言えばさらに多くの地区タイトルを求めていく。

32歳だったバンノイは、コンテンダーの一員としてインパクトを与えるのに必要な力がまだあることを証明した。33歳のバンノイも、これから2シーズンで同じことをしようと考えている。

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