【日銀短観】岡山ではコロナ禍前の水準にまで回復「物価上昇のもとで環境変化に対応している」【岡山】

日本銀行岡山支店は3月の短観を発表しました。全産業の景況感は2019年3月以来となるコロナ前の水準まで回復しています。

短観は3か月に一度岡山県内の企業約200社を対象に調査を行っているものです。このなかで企業の景況感を示すDIは全産業でプラス14ポイントまで改善し、コロナ禍前となる2019年3月の水準に達しました。DIは景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪いと」答えた割合を引いたものです。企業の経常利益も昨年度は前年度比でプラス15.8%と好調でした。

(日本銀行岡山支店 廣瀬敬久支店長)「昨年12月の調査よりも企業の経常利益の一段の増加が見込まれることを確認しました。物価上昇のもとで環境変化に対応している様子がうかがわれます」

また業績が好調な企業を中心に賃上げや設備投資への期待感も示しました。

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