元選手のカーターとビラップス、功労者としてウェストが殿堂入り決定と現地記者が報道

4月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)が、7日に今年のバスケットボール殿堂入りメンバーを正式に発表する予定なのだが、現地記者がすでに3名の殿堂入りが決定したと報じた。

『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じたのは、ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)とチャウンシー・ビラップス(元デトロイト・ピストンズほか/現ポートランド・トレイルブレイザーズ指揮官)。

カーターはNBA史上最長の22シーズンをプレーし、オールスターに8度、オールNBAチームに2度選ばれたほか、「NBAオールスター2000」のスラムダンクコンテストで超絶ダンクを連発して優勝、2000年のシドニー・オリンピックでアメリカ代表トップの大会平均14.8得点に3.6リバウンド1.4アシスト1.0スティールを残すなど金メダル獲得に大きく貢献。

ビラップスはキャリア17シーズンでオールスターに5度、オールNBAチームに3度、オールディフェンシブチームに2度も名を連ねたポイントガード。2004年にはピストンズ優勝の立役者となり、ファイナルMVPに選ばれた。

また、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、ジェリー・ウェスト(元ロサンゼルス・レイカーズ)がバスケットボールの功労者として殿堂入りすると報道。

すでにウェストは選手として1980年、1960年のローマ・オリンピックチームのメンバーとして2010年に殿堂入りしているため、今回が3度目となる。

ウェストは現役引退後、古巣レイカーズとメンフィス・グリズリーズでゼネラルマネージャー(GM)を務め、ゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・クリッパーズではコンサルタントとしてそれぞれのフランチャイズへ尽力してきた。

NCAAトーナメントのファイナル4(準決勝)の開催期間となる7日に、彼らとともに殿堂入りするメンバーが誰になるのかも気になるところだ。

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