「遠藤の重要性が示された」 リバプール中盤への“影響”を専門メディアが指摘

シェフィールド戦で決勝ゴールを決めたマック・アリスター【写真:ロイター】

遠藤が欠場のなか、マック・アリスターが鮮烈弾

イングランド1部リバプールは現地時間4月4日、プレミアリーグ第31節のシェフィールド・ユナイテッド戦に3-1で勝利した。この試合は日本代表MF遠藤航が右足首の負傷で欠場。最下位の相手に一時は同点にされるなど、苦戦を強いられたこともあり、リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」は「遠藤の重要性が示された」などと報じている。

この試合では遠藤が不在となったことで、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターがアンカーの位置に入った。マック・アリスターは1-1で迎えた後半31分に衝撃的なダイレクトシュートで決勝ゴールを挙げたものの、試合を通じて守備的な役割が増えることになった。

記事では「1つ前のポジションで素晴らしいコンビの1人だと示していただけに、彼があのポジションに戻ったことは非常に残念だった。それは遠藤の重要性が示されたということでもある」と伝え、「それでも、6番にポジションを下げたマック・アリスターだったが、チームに与えた影響力は絶大なままだった」と、決勝ゴールを挙げた10番を称賛している。

試合後の会見では、ユルゲン・クロップ監督が遠藤について言及し、温存に近い状態だったことを明かしているが、マンチェスター・ユナイテッドとの大一番では再びマック・アリスターを一列前で起用することができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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