「座光寺高架橋」2031年の完成見通し リニア中央新幹線で着工は2025年度【長野・飯田市】

長野朝日放送

JR東海は「リニア中央新幹線」の飯田市などの一部工事で、完成が2031年になるという見通しを発表しました。

JR東海は、飯田市に整備される県駅の近くに建設予定の「座光寺高架橋」の工事を2025年度内に始め、2031年の完成を目指すと発表しました。当初開業を予定していた2027年より遅い工期が示されたのは初めてです。JR東海は先週、静岡工区の着工が遅れていることから、2027年の開業を断念すると明らかにしていていました。

静岡工区の工期は概ね10年と想定されていて、すぐ着工できたとしても開業は2034年以降の見込みです。着工を認めていない静岡県の川勝知事は、6月の議会で辞職する意向を示しています。

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