川崎北RC 「絵手紙展」入賞作を展示 横浜銀行小杉支店で 川崎市中原区

ロビーに展示されている入賞作品56点

「第2回世界子ども絵手紙展」の入賞作品56点が5月31日まで、横浜銀行小杉支店のロビーに展示されている。主催は、川崎北ロータリークラブ(帯谷昌充会長)。

同展覧会は、子どもの描く力や表現する力、国の文化や言語の壁を超えた世界観などを育み、平和にもつなげようと同クラブが企画したもので、今回で2回目。

市内外や外国の園児、児童らを対象に作品を募った結果、フィリピンなどのロータリークラブを通じて世界4カ国から応募があるなど、昨年度の544点を大幅に上回る819点が集まった。今回は、昨年の11団体に加え、開催趣旨に賛同した神奈川県、神奈川県教育委員会、ウクライナ大使館が後援。各団体が未就学児、小学生、中学生、一般部門で入賞者56人を決定した。

入賞者の作品は現在、横浜銀行小杉支店のロビーに展示中。同支店の担当者は「来行者の方々に、足を止めて見ていただいている。昨年に続いての展示なので、楽しみにしてくださっている方もいる」と話す。

ウクライナからも

3月2日には、同クラブ例会で表彰式を行い、後援団体が出席。ウクライナ大使館のロマン・シリン一等書記官も出席し、入賞者に賞状が手渡された。帯谷会長は「絵手紙は、ハガキに身近なものをモチーフとして描き、短い言葉を添えて相手に思いを伝えることができ、人と人を温かくつないでくれる。今後も継続して開催したい。次回も夢や希望があふれる子どもたち、皆さんの素晴らしい作品にお目にかかれることを楽しみにしている」と話した。

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