加山雄三さんをたたえ茅ヶ崎市内でW式典 銅像披露、「名誉市民証」も贈呈  茅ヶ崎市

雄三通りに掲示された記念フラッグ

茅ヶ崎市出身の俳優・歌手で昨年、名誉市民に決定した加山雄三さんのモニュメント(銅像)の除幕式が4月11日(木)、市役所前広場で開催される。この日は「名誉市民証」も贈呈される予定で、加山さんの87歳の誕生日とこれまでの功績をたたえる。

銅像製作は、加山さんがこれまで茅ヶ崎に残してきた功績をたたえ未来につなげていこうと、茅ヶ崎商工会議所が中心となり、加山さんの賛同と茅ヶ崎市の協力を得てプロジェクトがスタートした。

2022年12月から昨年2月にかけ、クラウドファンディングを通じて全国から支援が集まり、目標額の1500万円を達成。銅像は半年余りをかけて完成し、設置場所は所属事務所との協議により、市役所前広場に決定した。

除幕式には加山さんのほか、クラウドファンディングの出資者らが出席予定。式典開始は午後2時からで一般の見学もできる。

併せて開催される名誉市民証贈呈式では、茅ヶ崎市民文化会館入口に展示される加山さんの肖像画も披露される。

記念フラッグを掲示

雄三通りに面する商店街「東海岸商店会」(長谷川裕会長)は4月2日、「祝茅ヶ崎市名誉市民おめでとう加山雄三さん」と記されたフラッグを街路灯に掲示した。

また、記念セールも開催中で、商店会のセール実施店で買い物をするともらえる抽選引換券で4月14日(日)午前11時から行われる抽選会(会場・東海岸北2の1の43)に参加できる。長谷川会長は「加山さんにはいつまでも若大将として、活躍してほしい」と話す。

サイン本対面で「お渡し」

市役所前広場の茅ヶ崎カフェでは、加山さんの著作「俺は100歳まで生きると決めた」の発売を記念し、サイン本限定100冊(先行予約は50冊)を加山さん本人が手渡す進呈会を4月11日(木)の午後4時から行う。

参加するには事前に新潮社の通販サイト「新潮ショップ」でネット購入か、当日分50冊を先着順で購入し引換整理券をもらう必要がある。

詳細は新潮ショップの同作品のページで。

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