中国、清明節連休初日の墓参2千万人余り

中国、清明節連休初日の墓参2千万人余り

2日、北京市内の公共墓地「北京長青生命紀念園」で自然葬の家族を弔う人たち。(北京=新華社記者/鞠煥宗)

 【新華社北京4月5日】中国では4日から先祖の墓参りをする伝統的な祭日「清明節」に伴う3連休が始まった。中国民政部によると、連休初日に全国5万7600カ所の葬祭サービス機関で墓参りをした人の数は延べ2473万700人で、前年同時期より976万2900人多かった。うち、環境に配慮して紙のお金を焼く伝統的な方法を取らない「グリーン低炭素」方式の墓参りを選んだ人は1712万9700人で、全体の69.3%を占めた。

 実際に墓地を訪れず、全国に1309あるオンライン墓参りプラットフォームで墓参りをした人は188万2800人だった。全国の葬祭サービス機関が実施した埋葬は2万2100件で、うち海への散骨や樹木葬など自然葬が全体の9.1%に当たる2005件で、前年同時期より58.8%多かった。

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