広島・福山本郷道路の未整備区間 事業化へ調査 空港へのアクセス向上や防災面に期待

広島県の福山本郷道路で唯一の未整備だった区間について事業化へ向けた調査が進められることになりました。

RCC福山放送局 内田博文 記者
「福山本郷道路の未整備区間に調査費がつきました。三原バイパスに続く延長道路が今後、整備されていく予定です」

福山本郷道路は、尾道市東部の西瀬戸尾道インターチェンジから三原市西部の本郷インターチェンジまでのおよそ30キロの区間です。

国道2号尾道バイパスや三原バイパス、木原道路が整備されましたが、三原市内の新倉交差点から本郷インターチェンジまでの9キロの区間が未整備となっていました。

中国地方整備局は2024年度、渋滞に関するデータを調査して、概略のルートや構造を検討する方針です。広島空港などへのアクセス向上、豪雨災害で発生した道路冠水による通行止めの回避などが期待されています。

三原市の 岡田吉弘 市長は「調査・検討が速やかに進められるよう国や県と連携して取り組んでいく」とコメントしています。

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