EYRIE、連載開始70周年を迎える手塚治虫「火の鳥」をテーマに制作したアルバムの発売が決定

連弾+ドラム編成のインスト・バンド、EYRIE(エイリー)が、2024年に連載開始70周年を迎える手塚治虫の『火の鳥』をテーマに制作したアルバム『火の鳥』を6月7日(金)にユニバーサル ミュージックから発売することが決定。4月5日(金)に、先行シングル「Ga-oh」が配信スタートしています。

『火の鳥』は、2024年に没後35年にあたる、日本が世界へ誇る国民的漫画家・手塚治虫がライフワークと位置付けた作品で、人間の生と死をテーマに壮大なスケールで繰り広げられるストーリー。EYRIEメンバー全員は、幼少時代から愛読し、その影響を受けて育ってきたとのこと。今回リリースされるアルバム『火の鳥』は、手塚プロダクションの全面協力のもと制作された公式アルバムで、再読に再読を重ねたEYRIEが物語のなかでも特に「音楽で表現したい」と感じた場面を抽出、そのシーンに当てた全10曲が収録されています。ジャケット、ブックレットには『火の鳥』のイラストが使用され、手塚治虫の長女・手塚るみ子の序文コメントも掲載される予定です。

今作が記念すべきメジャー・デビュー第1弾アルバムとなるEYRIEは、「『火の鳥』には、今ここにいる私たちみたいに悩み、喜び、怒って、日々を生きている人がいて、人間以外にも沢山の生命がきらめいています。数千年前の人も数千年後の人も、私やあなたと同じ感情をきっと持っていて、時も空間も超えて共有される感情や祈りをつなぐ『火の鳥』、そこからインスパイアされた気持ちをEYRIEにしかできない表現で音にしました。聴いてくれた皆さんにそれぞれの解釈で自由に楽しんでもらえたら嬉しいです!」とコメントを寄せています。

配信スタートとなったシングル「Ga-oh」は、『火の鳥』鳳凰編の主人公・我王(がおう)をテーマに制作されたもの。不遇な幼少期を過ごした隻眼隻腕の盗賊・我王は、高僧・良弁上人と出会い、眠っていた彫刻家としての才能を開花。憤怒と葛藤に塗れた彼の人生を楽曲で表現しているとのことです。

また、『火の鳥』発売を記念して、EYRIEがおよそ1年ぶりに開催する対バン東名阪ツアーの日程を公開、チケットのオフィシャル・サイト先行申込受付をスタートしています。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。

© 株式会社シーディージャーナル