リヴァプールのクロップ監督、遠藤航欠場の決断は信頼の証?「もし彼を休ませれば……」

写真:リヴァプールのクロップ監督が遠藤のコンディションに言及 ©Getty Images

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、日本代表MF遠藤航のコンディションについて言及した。

現地時間4月4日に行われたプレミアリーグ第31節で、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』でシェフィールド・ユナイテッドと対戦。一時同点に追いつかれて冷や汗をかいたものの、最終的には3-1で最下位チームを下して首位の座を守った。

今季、アンカーポジションで絶対的な主力となっている遠藤は、シェフィールド・U戦でメンバー外に。遠藤は、3月31日に行われた第30節のブライトン戦(○ 2-1)でフル出場した際、負傷していたことが明かされていた。

リヴァプールのクラブ公式サイトは、シェフィールド・U戦後の記者会見に臨んだクロップ監督のコメントを紹介。遠藤の欠場について記者から質問された同指揮官は「今日は彼を休ませた」と語り、次のように続けた。

「今夜は出場のチャンスがあるかもしれないと感じていたが、もし彼を休ませれば日曜日にさらに大きなチャンスがあるからね。この見立てが変わらないことを願っているよ」

クロップ監督が口にした“日曜日”には、敵地『オールド・トラッフォード』でのマンチェスター・ユナイテッド戦が控えている。シェフィールド・U戦にて、昨夏のリヴァプール加入以降リーグ戦で初のメンバー外(AFCアジアカップ カタール 2023を除く)となった遠藤は、コンディションを整えた状態で大一番に臨むことになる。

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