【ドライブグルメ】東名高速・日本平PA(上り)で、静岡グルメをお腹いっぱいにいただこう!

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は東名高速道路・日本平PA(上り)のグルメを紹介しよう。

静岡らしさが濃厚に感じられる中規模のPA

静岡県静岡市の中心から、やや東のエリアにあるのが日本平PA(上り)です。すぐ隣には、夜景の美しい有度山(うどさん)があり、徳川家康ゆかりの久能山東照宮もすぐ近くという立地です。

規模的には中規模なPAですが、静岡のほぼ中心となる静岡市にあるということで、静岡らしさは満点。フードコートの「日本平食堂」では、静岡ならではのメニューが用意されており、働くドライバーから観光客にまで人気となっているそうです。

静岡の海の恵みをたっぷりといただく

日本平PA(上り)のフードコート「日本平食堂」のオリジナルメニュー「日本平三食丼」(1530円)。

そんな日本平PA(上り)で長年人気を集めているオリジナルメニューが、その名もずばりの「日本平三食丼」(1530円)。“サクラエビ”、“シラス”、“メバチマグロ”という、静岡の海の幸を3つ、しっかり食べていただこうというメニューです。「三色」ではなく、「三食」というのがポイントですね。

さっぱり味のメバチマグロと、甘~いサクラエビ、そして新鮮でうまみたっぷりのシラスを、ぜいたくに楽しむことができます。ちなみに、ご飯は酢飯ではなく普通のご飯なので、ちらし寿司というよりも定食っぽいのも特徴でしょう。ボリュームたっぷりの具材とご飯を、ワサビ醤油やノリ、ネギなどで味変させながらいただきましょう! 幸せな気分に浸れること間違いありません。

静岡の定番を、ちょっと変化球で楽しむ

地元の「富士宮やきそば」学会にも認定される「鉄板盛り 富士宮やきそば」(800円)。タコさんウインナーも添えられる。

続いての人気は「鉄板盛り 富士宮やきそば」(800円)。日本平PA(上り)のある静岡市の東に隣接するのが、富士宮市です。その大定番グルメとなるのが「富士宮やきそば」。日本平PA(上り)では、現在の店舗がリニューアルオープンされた直後に、日本平食堂の店長さんが「富士宮やきそば」の認定となる「麺許皆伝書(A級)」を獲得。本場仕込みの「富士宮やきそば」の提供を始めました。

しかも、その店長さんはタダモノではありませんでした。麺や具材、ソースは本場モノを使用しつつも、お皿に熱々の鉄板を使い、さらに、そこに卵焼きを敷くというアレンジを施しました。日本平PA(上り)だけの変化球です。

普通に食べれば、おいしい定番の「富士宮やきそば」。ですが、熱々の鉄板ですから麺はずっと冷めませんし、最後の卵焼きを使えば、広島風やきそばやモダン焼のように味わうこともできます。最初は普通に食べて、後半は味を変化させて楽しむ。二度楽しめるというグルメです。

ちなみに日本平PA(上り)では、「富士宮やきそば定食」(1020円)という、「富士宮やきそば」にご飯とアジフライ、コロッケまでついてくる大食漢グルメも大人気とか。こちらの食堂では、定食はごはんお代わり自由! 腹ペコさんはぜひともチェックして欲しいスポットです。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)

明るくモダンな雰囲気のフードコート「日本平食堂」。中央の入り口を入って右手にある。

●営業時間
日本平食堂:7時~22時
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
価格等は、2024年4月時点のものとなります。

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