青森盛り上げる気持ちは同じ 経営危機のB2ワッツ応援、JFLラインメール選手らが募金呼びかけ

青森ワッツを応援するために街頭で募金を呼びかけるラインメール青森の選手たち

 日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森は4日、運営会社が経営危機に陥っているプロバスケットボールBリーグ2部(B2)の青森ワッツを応援しようと、青森市新町の角弘本社ビル前で街頭募金活動を行った。5日も実施する。

 4日はラインメールの住永翔(25)=かける=、中村成龍(23)=せいりょう=、西坂斗和(19)=とわ=の3選手が約1時間、募金箱を手に「青森ワッツへの応援募金、よろしくお願いします」と歩行者に呼びかけた。中村選手は善意への感謝を口にし「スポーツは違うが、青森を盛り上げるためにワッツと一緒にステップアップできれば。僕たちも踏ん張る」と取材に話した。

 ワッツを運営する「青森スポーツクリエイション」は、筆頭株主だった企業が2月に経営破綻したため運転資金の確保が急務となっている。ラインメールの選手らは5日も午後5時から、同じ場所で募金を呼びかける予定。

 ラインメールは14日、青森市のカクヒログループアスレチックスタジアム(新県総合運動公園陸上競技場)でヴィアティン三重とのホーム開幕戦(午後1時試合開始)に臨む。

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