ニックスのジュリアス・ランドルが右肩手術のため今季残り試合を全休

4月5日(現地時間4日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスは、ジュリアス・ランドルが右肩の手術を受けるため、今シーズン残り試合を全休すると発表した。

ニックスが誇るオールスターフォワードは、今シーズンも平均24.0得点9.2リバウンド5.0アシストを残していたのだが、1月28日のマイアミ・ヒート戦で右肩を脱臼。

ランドルは「NBAプレーオフ2024」で復帰できるようにと、手術を避けて2カ月以上に渡ってリハビリを続けてきたものの、手術を受けることとなった。5カ月後に再検査を受ける予定とチーム側が発表している。

ニックスはランドルに加え、途中加入したOG・アヌノビー(右ヒジ)もケガで欠くなか、5日のサクラメント・キングス戦を120-109で制して連敗を3でストップ。ジェイレン・ブランソンがゲームハイの35得点11アシストに3スティール、ジョシュ・ハートが31得点9リバウンド8アシスト2スティール、ドンテ・ディビンチェンゾが21得点5リバウンドを残している。

この勝利でニックスはイースタン・カンファレンス5位の45勝31敗。プレーオフ出場の可能性は高いものの、得点源ランドルが戻らないことで、ポストシーズンで戦力ダウンすることは否めない。

今シーズンのニックスは、ランドルとアヌノビーが先発入りした14戦で12勝2敗を残しており、リーグトップのディフェンスを記録していたと『ESPN』が報じていた。

なお、ランドルは順調に回復すれば来シーズン開幕に間に合う見込み。来シーズンの契約がプレーヤーオプションとなっているアヌノビーが残留あるいは再契約となれば、来シーズンのニックスはイーストを制する有力候補となるかもしれない。

© 株式会社シーソーゲーム