内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長スペシャル」に朝倉あき、なえなのらが出演。時代をまたぐ難事件の重要人物役に

テレビ朝日系で4月18日放送の「警視庁・捜査一課長スペシャル」(午後8:00)で、朝倉あき杉田かおる橋本さとし咲妃みゆ三河悠冴なえなの椿鬼奴という多彩なキャストが、事件の重要人物たちを演じることが分かった。

主演・内藤剛志が演じる、ひらの刑事からはい上がってきた、たたき上げの捜査一課長・大岩純一と捜査員たちの熱き奮闘を描く人気ミステリー「警視庁・捜査一課長」が、スペシャルドラマとして1年ぶりに帰ってくる。内藤をはじめ、おなじみの斉藤由貴、本田博太郎、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、菊池隆志、塙宣之(ナイツ)、床嶋佳子、金田明夫のレギュラーキャストも顔をそろえる。

大岩のもとにかかってきた1本の電話。それは東京・渋谷の路地裏でフードプロデュース会社の社員が刺殺された事件の通報だった。遺留品のバッグの中からは懐かしのルーレット式おみくじ器が見つかり、現場には事件の夜に昭和レトロファッションに身を包んだ謎の女性がいたことも判明する。そんな事件の捜査線上に浮かんだのは、昭和をコンセプトにしたレトロなカフェを営む洋菓子職人・永井杏子。大岩は、彼女が平成の時代に起きた未解決誘拐事件に関わっていたことを思い出す。

朝倉が演じるのは、事件の容疑者となる杏子。実は、朝倉は2012年に「土曜ワイド劇場」枠で放送した本シリーズ第1作「警視庁捜査一課長~ヒラから成り上がった最強の刑事! 主婦たちの4億円強奪トリック…血液型を自在に変える少女!!」で、事件の鍵を握る少女役として出演しており、今回約12年ぶりのシリーズ登場となる。

「演技を学び始めた頃の自分が大変勉強させていただいた『警視庁・捜査一課長』に、12年ぶりにまた出演させていただける喜びで胸がいっぱいになりました。あのとき感じた楽しかったことや悔しかったことを思い出しました」と感激する朝倉は、「個性的な役を生かすために、今の自分ができる精いっぱいの力を出そうと思いました」と初心に返って全力で臨んだことを明かす。そして、昭和レトロ女子という役どころについては「プロフェッショナルな美術チームの皆さまのおかげで、あっという間に変身する撮影の日々が楽しすぎて、終わってもかなり名残惜しかったです。なかなか機会のなさそうな格好もしたので、思い切り楽しみました」と撮影を振り返る。

加えて、内藤との共演に関しては「最初の『一課長』からも何度か別現場でご一緒させていただいていて、そのたびに内藤さんの言葉やたたずまいに尊敬の念を強めていました。今回そんな内藤さんとの久しぶりの共演は、うれしさと誇らしさ、緊張が入り混じって、とても充実した時間を過ごせました。 そして皆さんシリアスなシーンの合間でもとても和やかで、息ぴったりの結束感がとにかく格好よかったです」と語り、「撮影が始まる前から、台本を読んで私自身が驚いたりワクワクすることが盛りだくさんでした。その気持ちのままに、撮影を終えることができました。シリーズファンの皆さんにも、一つの作品としてご覧くださる皆さんにも、楽しんでいただけるのではと思います」と手応えをにじませている。

また、なえなのが扮(ふん)するのは、社長秘書・今戸希菜子。「お話をいただいた時は刑事ドラマ!?っと驚きましたが、若者の秘書役だったので、しっかりしつつも最近の若者らしさを前面に出せたらいいなと思いながら演じました」と意外だったオファーだったようで、「演じた今戸は“昭和あるある”を若干勘違いしているセリフが多くて、(脚本を)読んでいて楽しかったです。名前も“今戸希菜子(イマドキナコ)”と、そのまんまなのも面白いですよね(笑)」と声を弾ませる。

続けて、「『“レトロかわいい”ってはやってるの?』とか、昭和と平成の違いなどを金田(明夫)さんと陽月(華)さんとお話したのが楽しかったです!」と撮影現場での雰囲気にも触れつつ、「イマドキな秘書を演じさせていただきました。皆さんも推理しながら作品を楽しんでください!」とアピールした。

そして、平成に起きた未解決誘拐事件の被害者の母・永井多恵役を杉田、被害者の上司であるフードプロデュース会社社長・飯吉望役を橋本、何者かによって命を奪われてしまった被害者・押尾貴代役を咲妃、昭和レトロを愛する大学講師・片石堅郎役を三河、つらい記憶を抱える駄菓子店の店主・杉田琴音役を椿が務める。

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