「春の全国交通安全運動」が6日から始まるのを前に富山県警察本部で出発式が行われました。
出発式には、富山県警の交通機動隊員らなどおよそ70人が参加し、石井敬千本部長が飲酒運転や信号無視などの事故防止をはかり県民みなさんが笑顔でいられるようにと訓示しました。
ことしは、歩行者の道路横断中の事故防止、自転車のヘルメットの着用と子どもの安全確保の3つが重点項目となっていて、特に、花見シーズンの期間中は飲酒運転防止のため夜間の取り締まりが強化されます。
富山県警交通企画課 深井晋也さん:「4月は歓迎会等で飲酒の機会が増えると思います。飲酒運転は犯罪です。絶対にしないでください」
富山県警によりますと、ことし3月までの県内での交通事故は440件で23年連続で減っているものの飲酒運転による事故が、去年の同じ時期に比べ2倍近くに増えています。
「春の全国交通安全運動」は6日から今月15日までです。