米男子ゴルフツアーの「バレロ・テキサスオープン」初日(4日=日本時間5日、テキサス州サンアントニオのTPCサンアントニオ=パー72)、松山英樹(32=LEXUS)は3バーディー、4ボギーの73で回り、1オーバーの80位と出遅れた。
今季メジャー初戦「マスターズ」(11日開幕、ジョージア州)の前哨戦となる大会。松山は2度目のメジャー制覇に向けて休養をはさんで3週ぶりの参戦。4番パー4、7番パー3をボギーとするも、8番パー5から10番パー4まで3連続バーディーでスコアを伸ばすも、17番パー4では茂みに入れてボギーとするなど、オーバーパーで初日を終えた。
試合前日、松山はショットについて「試合でどういう感じになるかわからない」と不安を語っていたように、初日はショットが安定せず、上位に進出できなかった。大会前から「マスターズ」に向けてアイアンクラブの調整に取り組んでいることも要因だろう。ただ来週の大一番に向けて自信をつけるためにも、ショット精度の改善は欠かせないところだ。
久常涼(21=SBSホールディングス)は2バーディー、1ボギーの71で首位と8打差の30位だった。